CTOの仕事とは (1)

2016年ふりかえり のエントリでも書いたが、AGRIBUDDY というスタートアップのCTOをしている。

CTOの役割というか、どういう仕事をしているのか、この約10ヶ月で自分のやってきたことをふり返りながらまとめてみる。

前提

会社・開発チームの規模感

  • アーリーステージ(シリーズAAが終わったところ)
  • ビジネスサイドはカンボジアにいる
  • 小さな開発チーム(自分を含めて4人... サーバーサイドが2人、モバイルアプリのエンジニアが1人) 
  • 自分はシンガポール居住でリモートで参加
  • 開発チームもメンバーの半数以上がリモート(ベトナムから1名、カンボジアから2名)

やってきたことを列挙してみる

  • 開発チームのマネジメント
  • 開発フロー策定
  • タスクの優先度決め
  • コードレビュー
  • モバイルアプリのリリース前チェック
  • プロダクトマネジメント
  • プロダクトオーナー(CEO)と毎日の定例ミーティング
  • アプリ、Webのプロトタイピング
  • マーケティング、オペレーションからのフィードバック対応
  • データ分析
  • KPIダッシュボード作成(Redashにだいぶ助けられた)
  • アライアンス先とのやり取り
  • デモアカウント作成
  • フィードバック対応
  • 技術の窓口になる
  • 資金調達まわりの数字まとめ
  • 今後の計画をCEOと議論

多岐にわたっているなと。

所感

コードを書く時間はほとんどなかった。(データ分析、可視化まわりでSQLに関してはかなり書いたw)

今までの自分のキャリアでコードを全然書かなくなったことが無いのと、自分はコードを書くことも好きなので、コードが書けなくなるストレスを懸念していたがそうでもなかった。 自分はプロダクトを成長させる事自体にやりがい・楽しさを感じるタイプだと再認識することができた。

ただ、コードを書いてプロダクトを作ることももちろん好きなので、仕事とは関係なくコードを書く時間を意識的に確保していきたい。 仕事でコードを書くと、自分がボトルネックになってしまうので...