助太刀会計をインストールしてみた
普段の業務では会計システムの開発をしています。
会計知識をつけつつPerl, PHPなどのLLも身に付けたいなぁ、と常日頃から思っていてふとネット上を検索していると、こんなプロジェクトがありました。
http://www.sukedachi.org/
Apache, PHP, PostgreSQLで動く会計ソフトです!!これは自分にうってつけのソフトウェアだと思い、早速インストールしてみました。本当は、VMWare上にあるLinux上にインストールしてみたいところなのですが、
今回は手っ取り早く環境を作って動かし、会計知識、PHPを学ぶことが目的のため、Windows上に環境を構築してみます。
インストールしてみる
インストールマニュアルによると、推奨(開発元で確認)されているバージョンは下表のようになります。
Apache | 2.0.59(2.2系はPHP4未対応とのこと) |
PHP | 4.4.7(PHP5は不可だそうです・・・) |
PostgreSQL | 8.2.4 |
ただ、各々の公式サイトに行っても同じバージョンは手に入りません。
バグ修正などが入っていて、マイナーバージョンアップしていたり(Apache,PHP)、同じバージョンのリンク先が消えていたり(PostgreSQL)で現状、手に入れられるのは、下表が近しい環境となりました。
Apache | 2.0.63 |
PHP | 4.4.9 |
PostgreSQL | 8.2.5 |
それぞれのインストールはGoogleで検索したり、インストールマニュアルを見たりですんなりいったのですが、
PHPとPostgreSQLの連携がうまくいかず、
php.iniの設定をいじくっても、phpinfoに表示されません・・・。
ここでもっと深追いするべきなんでしょうが、当初の目的大きく外れてしまうこと間違いなしなので、ここは渋々諦めました。
XAMPPのインストール
MacでApache+PHP+MySQLの環境を手軽に作れるMAMPというソフトウェアがあります。
それのWindows版のようです。今回の要件に合うようなバージョンを探したところ、
1.4.16というバージョンがApache2.0系、PHPが4系だったので、ダウンロード。
ここで、ちょっと失敗。サイズが小さいlite版というのを選択したのですが、readme_en.txt
を見るに、lite版にはPHP5しか入っていない様子。まぁ、PHP5で動かしてみてだめだったら
また考えようということで作業を進めます。
インストールはとても簡単で、
- C:直下に解凍したフォルダを配置。
- C:\xampplite\apache\conf\httpd.confにPHPの設定をする。
- C:\xampplite\apache\bin\php.iniで以下の行のコメントを外す。
- ここで、xampp_restart.exeを実行して、ApacheとPHPを再起動、PostgreSQLのサービスを再起動します。
- htdocs配下がドキュメントルートとなるので、C:\xampplite\htdocs\配下に助太刀会計のソースを解凍したフォルダをC:\xampplite\htdocs\sukedachikaikeiとして配置します。
- http://localhost/sukedachikaikei/Kaikei/Menu.phpにアクセスすると、以下の画面が現れます。
↑何気にGoogleChromeです。
なんとか起動画面までこぎつけました!!!
次回からはソース解析に入っていきたいと思います!